トランジション時におけるスペーシングのトレーニング
ハーフコートの横幅を縮小した上で図のように3ゾーンに分け、各チームの選手たちを配置する。
主原則:ボール奪取時におけるデスマルケによるサポート
副原則:奪ったエリアでのフリーな味方選手による数的優位な状況、相手の守備ラインに対しスペースを探す、運ぶドリブル・深さ・幅の中で最適なプレーを判断する
状況設定:中央のエリアでのボール奪取
人数:1チーム4人~9人
練習時間:9分×2セット(2分休憩)
3つのゾーンに分かれ、各チーム自陣側に1人選手を配置、GKからのパスでスタートする。また、中央のエリアには3人ずつ配置することで、ボール保持チームは4対3の状況でプレーを進める。守備側のチームは、中央のエリアのサイドの相手選手に対してはマンマークを行う。攻撃側のチームがフィニッシュのゾーンまで進入した場合、相手選手は入れず、1対1もしくは2対1でシュートまで持ち込みプレーを終わらせる。
このフィニッシュまでのプレーは、サイドの選手たちのプレーによって決まる。中央のエリアでフリーな選手は、数的優位な状況でプレーを進められるか、もしくは安全にボール保持をするためにポジションを変えることが重要である。ここでボールを受けると、敵のマークの状態によって次のプレーを進めていく。サイドの選手がガッチリとマンマークを受けている場合は、中央へとボールを運び、サイドの選手が裏へ抜けて高い位置をとることにより、相手守備ラインを突破する。もし相手の守備選手が中央を閉じ始めたら、サイドの選手が幅を取り、サイドから突破することが可能となる。
以下、動画でご確認ください。
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