後方からのビルドアップのためのトレーニング
ハーフコートの横幅を縮小した上で図のように4ゾーンに分け、各チームの選手たちを配置する。
後方からプレーをするには信頼できる選手たちが必要です。あなたの選手たちは試合の状況をシュミレートしたトレーニングを経験することにより自信を得るでしょう。だからこそ、実際の試合に近いトレーニングを我々は用意しなければなりません。そして、これらはSarriやGuardiolaのような監督たちによって推奨されてきたのです。
このトレーニングでは、8対6のプレーの構成の状況をシュミレートします。ボール保持側のチームはGKからの配給で後方からミニゴールへと得点を決めることを目指さなければなりません。守備側のチームは、制約として自身のいるゾーン内でしかプレーをすることができません。こうすることにより、あなたは選手たちへと特定の動きを教えることが可能となり、実行が簡潔化されます。守備側のチームがプレスにより見事ボール奪取に成功したら、制約は解除され大きいゴールに向ってカウンターアタックを行なうことが可能となります。このカウンターアタック後、プレーは新たにGKのゴールキックから開始されます。
また、発展させた別のバージョンとして、守備ゾーンの解放や1人もしくは2人の選手を追加することもできます(8対7/8対8)。この場合、ボール保持側のチームは多くの状況下でGKを用いて数的優位を活かすことも忘れないで下さい。
トレーニングを効果的なものにするために必要な4つのキーファクターを忘れないで下さい。あなたの選手たちにこれらを認識させ、吸収させます:
1. まず深さをそして、次に幅への選択肢を見出す。もしこれらのどちらも可能ではない場合は、バックパスを見出す。
2. コンドゥクシオン(運ぶドリブル)、もしくはプレーリズムを緩めることにより、相手選手たちを引きつけその相手の背後に出来たスペースを味方選手が活用する。
3. 対角線へのパス 〉 垂直方向へのパス、垂直方向へのパス 〉 水平方向へのパス。
4. 味方選手へのパスは、可能な限り遠い方の足、または前方のスペースへと出す。
以下、動画でご確認ください。
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